にたにた日記

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Tokyo Startup Gateway申し込む前に調べてみた

皆さんはTokyo Startup Gatewayという東京都が主催するビジネスプランコンテストをご存知でしょうか。
私は以前から存在そのものを知ってはいたのですが、エンジニアである私は、コンテストなんて申し込むなら自分で作ればいいじゃんぐらいに考えてました。
そう考えて、月日は流れ、もう私は三十路に来年でなります。

自分自身の行動力のなさに辟易するわけですが、そういえばTokyo Startup Gatewayってあったなと思い、よし今年こそ申し込もうと思い、その前にちょっと調べてみました。

2014-2019年で最優秀賞・優秀賞・オーディエンス賞を受賞した凄い人達のみを調査しました。
合計21人です。
統計上のデータとして少なさすぎるし偏っているとは思いますが、これ以上の数を調べることは私の忍耐力では無理でした。。
様々な人がいました。
会社を設立した人もいれば、普通に会社に勤務している人もいる。まだ高校・大学に在学している人もいます。
今どうなっているのか不明な人もいます(私がインターネット上で現在の状況をトレースできなかっただけ)。

まず性別です。
・男が12人
・女が9人
コンテストへの申込者の男女比がわからない以上、なんとも言えないのですが、
だいたいどの年度も受賞者の中には男と女がいます。


次に、どの年度も学生の受賞者がいることも特徴です。

彼らはみんな高校生か大学生の時点で受賞しました。みなさん凄い人たちです。

2014 嘉数正人 「移動はもうヒトがするべき仕事じゃない。現場の負担を軽減する一輪運搬車のEV化キット「E-cat Kit」」
2015 坂倉悠哉 「医療が解決できない困り事を、先人達の知恵を元に解決する。入院患者の困り事解決プラットフォーム。」
2015 森俊介 「途上国のどこにでも導入できる、スマートフォンを用いた教育モデル」
2016 葦苅晟矢 「昆虫「コオロギ」活用による食糧問題の解決」
2016 東出風馬 「能動的かつ直感的なロボットで今までの情報端末の限界を超える。」
2017 Milme 「日本の18・19歳のための自立支援シェアハウス」
2018 遠藤玲希央 トークンエコノミーでペット業界からビジネスと倫理を両立させる」
2019 軍神未来 「アプリと信用制度で学生が気軽にボランティアに参加出来る社会に」

21人のうち8人が学生の状態で受賞しています。
もちろん全申込者数のうち学生の割合がわからないので、この人数が多いのかどうかわからない。
ただ、1/3が学生であるというのは少なくない数字といえるでしょう。
毎年必ず学生が受賞している点も受賞したい学生にとってはファイナリストにさえ残れば、あとは残り学生の中での戦いと考えれば競争相手は少なく感じるかもしれません。

普通に考えて、東京都が主催するビジネスプランコンテストに学生に受賞してもらうというのは未来に希望が持てるということをアピールする意味で有意義なのではないかと私は思う。

そして、最後に、このコンテストの特徴は医療系分野の受賞がめちゃくちゃ多いという点である。

2014 町井恵理 「日本発祥「富山の置き薬」システムを活用し、アフリカの農村部へ薬を提供するソーシャルビジネス」
2015 坂倉悠哉 「医療が解決できない困り事を、先人達の知恵を元に解決する。入院患者の困り事解決プラットフォーム。」
2015 岩瀬大佑 「聴覚障碍者の方を対象とした新しいコミュニケーション支援装置~2つ目の新たな聴覚をあなたに~」
2016 岡野菜摘 「社会へダイブ!〜医療セラピストが贈る障がい児就労教育〜」
2018 清水章矢 「10分1000円からの治療をしない予防歯科Hakara」
2018 丸山亜由美 「アート&デザインからワクワクできるヘルスケアをつくろう 」
2019 伊藤玲哉 「人生最期の「旅行」を叶える、医師のつくる旅行会社」
2019 澤田優香 「ナースコールをパーソナライズし、医療現場を持続可能な場所へ」
2019 笈沼清紀 「病は衣から。入院着を変え、高齢者と家族、地域の心を変える。」

21人のうち9人が医療に関わることで受賞している。
医療に課題を感じている人は申し込んだ方がいいだろう。
様々な分野がある中でこの分野が圧倒的に多い。
もちろん今後日本の成長産業は医療分野であるからなのかもしれないし。医療分野でIT化が進んでないことが原因なのかもしれない。
ただ21人のうち9人が医療系の分野であるという数値だけは確かであります。


私の話になるが、どちらにしても申し込んでみようと思います。
おそらく医療系女子大学生がこのコンテストにおいて最もハイスペックと個人的に予想しています。
男・会社員・非医療系に関して課題を感じている私は最も低スペックです。いやこの社会において低スペックなのだから申込者の中でのスペックの争いは関係ないのかもしれない。
もちろん私のような性質をもった人も過去受賞しているので、関係ないと割り切って参加してみようと思う。
戦略的には間違っているのかもしれない。でも仕方ない。自分が課題に感じていることでしか本気にはならないだろう。
この件に関してはまたブログで経過報告を書いていこうと思います。
みなさんも良ければ一緒に参加してみましょう。


参照URL
結果発表 | TOKYO STARTUP GATEWAY 2014
結果発表 | TOKYO STARTUP GATEWAY 2015
結果発表 | TOKYO STARTUP GATEWAY 2016
結果発表 | TOKYO STARTUP GATEWAY 2017
結果発表 | TOKYO STARTUP GATEWAY 2018
結果発表 | TOKYO STARTUP GATEWAY 2019